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男性の和装
2007/03/28(Wed)
京都に住んでいると、あちこちで和装姿を見かけます。他の都市に比べると和装産業に関わる人が多いということもあるのでしょうか。
最近は京都観光で訪れる若い人たちにも、和装は人気があるようです。観光で和装を体験しようという機会もあるからかも知れません。

京都の町では、男性の和服姿に出会うこともよくあります。休日や夜の外出は和装を楽しむという男性も、少数派ですがいらっしゃるようです。
お見かけする人は、たいてい、上手に和服を着こなしています。洋服と合わせてお洒落を楽しんでいるのですね。お袖のない羽織をさりげなくとか、洋装のどこかに和物をあしらって。
和と洋をミックスさせて粋に着こなしているのをみかけると、私も、ちょっとそのセンスをいただかなくちゃあ・・(^_^)と思います。
今は、女性の物もそうですが、お手入れのし易い、安価な和装の着物・帯などが売られています。
ハレの装いだけでなく、日常的に装えるものとして、和服を男性もリラックスタイムには楽しんで欲しいと思います。
画像は、以前、着物パーティーでお見かけしたステキな男性の着物姿です。お願いしてカメラに。
DSCN4616.jpg

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金子みすずさんの詩
2007/03/26(Mon)
「舞萩日記その1」に金子みすずさんの詩を紹介しました。

幼い子どもたちを観ていると、「自分はいったい幼児期をどんな風に過ごしたのだろう?一人の人間として、生まれ落ちた資質にプラスされながら、どんな風に性格が形成されていったのだろう・・?周りの大人たち、そして、姉との関わり・・花や木、自然・・」ビデオテープを巻き戻すように、幼い頃からの育ち方を想像することになります。

優しくて、どこまでも優しくて・・そんな金子みすずさんの詩をもう1編紹介します。


さびしいとき
わたしがさびしいときに、
よその人は知らないの。

わたしがさびしいときに、
お友だちはわらうの。

わたしがさびしいときに、
お母さんはやさしいの。

わたしがさびしいときに、
ほとけさまはさびしいの。


もし、私が老婆になって、認知症になっても・・正気じゃなくなっても・・・、こどもの頃の自分になりたいな・・できれば、自然の中で遊んでいたときの少女に、こころだけは。
そうしてくださいね・・・天のかみさま!


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京の椿寺
2007/03/16(Fri)
この春は、椿の花がどこでも花付がよくキレイに咲いています。
お向かいの庭先にある黒椿も、あんどん仕立ての樹形に見事に花を付けました。庵の庭も、それから、川向かいの竹林にも、数え切れないくらいの紅い花が見えます。
地蔵院、法然院、二条城、梅宮神社、そして、霊鑑寺、八幡市の松花堂庭園。椿の花が見られるところがあちこちにあります。
上賀茂神社の近く、庭先の水盤に散り椿を浮かべた民家を見つけたことがあります。苔むしたお庭に、それは、しっとりとした空気を漂わせていました。人の人生も、そんな晩年でありたいと思ったものです。
DSCN8042.jpg

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次は木の芽味噌
2007/03/12(Mon)
夕方6時台、我が家の夕飯時にあたります。
ダイニングキッチンのTVは、NHK関西版・都道府県別のニュースタイムです。京都に住んでいることのありがたさを感じるときでもあります。
京の料理を紹介するコーナーがあります。
今日は、春の食材をカラッと揚げた後、木の芽味噌の上にのせて盛りつけ終了というお料理でした。
山椒の葉が出てくるのももうすぐですね。
庵の庭にも自生の山椒が育っています。台所の窓から手を伸ばすと枝に届きます。お料理に使うパセリや三つ葉、ハーブの類は、台所近くにまとめて植えています。
画像は、まだまだ、残っていたフキノトウです。もう、花になってしまいました。DSCN8027.jpg

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歯医者さんの哲学
2007/03/01(Thu)
どんな世界でも、その道のプロという人には、尊敬の念を感じずにはいられません。祇園お茶屋のおかみさん、どんな話題にもついていけるスナックのママさん、そして、お料理人、棟梁などの職人さん、・・電気工事の人などなど。
舞萩がお世話になっている歯医者さんも、そんなおひとりで、プロとして敬愛できるかたです。
いつも、優しく穏やかな物腰で丁寧に患者の状態、治療の方向を説明してくださいます。ご本人の歯科医としての信念ある姿勢にはどこかに品格というようなものも感じます。

というわけで、舞萩は、この歯科医にであってからは、少々遠くても電車に乗り、・・といっても、長岡天神駅からは、特急で10分ほどの烏丸駅を下りるとすぐです・・・通います。
この歯科が気に入っているのは、治療をしてくださる歯医者さんだけではありません。受付と助手的な仕事をなさる女性もとても気持ちのいい方なのです。舞萩が通い出した当時の女性もそうでしたが、先日数年ぶりに治療に行くと違う女性になっていましたが・・やはり、てきぱきと気持ちのいい仕事ぶりでした。
待合いには、余計なものが置いていません。歯医者さんに行くと、たいてい、たくさんの紙がべたべたと壁に貼られていますが、ここには、何にもありません。観葉植物の鉢があるだけ、質のいい雑誌が2,3冊置かれているだけです。
予約制なので、もちろん、退屈することはないわけですが、この歯医者さんに漂うシンプルな姿勢に好感を抱かずにはいられません。
インターネットや雑誌広告などで知ったインプラントの相談をしたときも、そうでした。
歯が年齢と共に、使う年数が多くなれば、どこかおかしくなるのは当たり前、それを人工的に作り替えることや、それに加え、料金設定に対する疑問なども話してくださいました。
自分の歯を大切に、手入れを怠らないようにして、付き合っていくことを私はお勧めします・・と。もちろん、あなたがどうしてもやりたいという希望があれば、いい歯科医を紹介します・・とも。

医者と患者の信頼関係・・・この医院に漂っている空気です。
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