ふくろう庵の川向かいでモミジがやわらかな葉を広げました。
窓辺のイスに腰掛けると目の前に緑の葉が見えます。
爽やかな風にゆられるモミジの枝葉を眺めていると、静かな時が流れるのを肌で感じます。
こんな日は、庵の窓を開け放って琴を弾きたくなります。部屋を吹き抜ける風にのって琴の音が庭の花や木といっしょにゆれます。

琴(正しくは箏)が、今、楽しい。初めて箏に出会って、ずいぶんなるのに、この年齢になって、弾いてみたい曲がたくさんあるのを知りました。
といっても、自分のイメージした通りに演奏するのは、難しいです。
いいえ、こんな音・響きじゃないの(>_<)・・と自分の奏でた音色に顔をしかめてばかりです。
楽器をやる・・楽しさは、箏に限りません。きっと、どの人も、理想の思い通りの音色・演奏を目指して、練習を重ねているのでしょうね。
川向かいのウグイスさんに負けないように、舞萩サン、練習をいたします(*^_^*)!