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たった一人の老い支度  
2009/08/18(Tue)
生活の拠点を庵に移して6日目。
自宅スタジオでの仕事やゴミ出し、水やりなどで一日に一,二度、庵と母の住む自宅との往復・・こういう生活のリズムが生まれました。庵と自宅の距離は車で20分ほど。
私は「一人暮らし」に近い環境になりました。

「たった一人の老い支度 実践編」岡田信子著
先日、店頭で見つけ、幸田文さんの本と一緒に買って帰ったものです。
友人知人、私の周りでは、一人暮らしの人が増えています。これからの時代、誰もが一人暮らしになる時代。実際に一人暮らしでなくても、家庭内別居、・・いいえ、むしろ、同じ屋根の下で暮らしながら、孤独を感じている人は数えきれずいるのです。夫、妻のうち、片方だけというのが多く、様々な困難から、現状を変えることができず・・。
結婚しないステキな女性・男性の独身者も増えました。そんなことへの思いも含め、この「一人暮らしの老い支度 実践編」を手に取ることになりました。


この岡田信子さんは、同じなら、一人暮らしを楽しもう!と、ユーモラスにパワフルに、一人暮らしの快適さを実践するための方法を。但し、直面する、あるいは、やがて、起こるであろう老いによる心配事も、一人お暮らしであるために予想される困難さも、しっかりと、記しています。
パワフルな著者の生き方は、それまでの、人生体験から生まれ得たことであること。経歴を読みながら、頷いています。
一人の時間を目一杯、楽しもう、いちばん自分らしい時間にしよう・・。私も、庵での生活を快適に過ごせるようにと思っています。

この本のことを書いたところ、Fさんからメールをいただきました。返信に次の3冊の本も紹介されていました。
「おひとりさまの老後」上野千鶴子著
「終の棲家に翔べない理由」俵萌子著  
「死ぬときに後悔すること25」大津秀一著

どれも、読んだことはありませんが、老いへの準備は、滞りなく・・と、心の準備だけはせめて・・と感じる毎日です。
先日、安達さんから紹介され、「手紙」という歌を知りました。「老いと人間としての尊厳」をテーマに作られた曲のように感じました。TV番組「徹子の部屋」でその歌を。
カルトーシュカで練習することになりそうです。

久しぶりに登場した陶器製釜(鍋)で玄米を。
玄米
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ゴボウで保存食。
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夏柑糖の皮でマーマレード
2009/08/12(Wed)
先日いただいた「老松」の「夏柑糖」の皮を冷蔵庫に保存していました。
今日は、それで、マーマレードを作りました。
あの寒天で作った夏の和菓子は夏蜜柑のほどよい苦みが効いていて、とても美味でした。
あまりに、立派な皮。入浴の際に湯船に入れるのももったいなく・・。

我が家が、グラニュー糖や白いお砂糖は、ほとんど使うことがありません。フラニュー糖は、甘党の母が紅茶やホットレモンに使っているだけ。きび砂糖をストックしていましたから、お砂糖は、これを使うことにしました。

画像は、お鍋でクツクツ煮ているところです。濃い色をしているのは、きび砂糖のせいです。
完成して、瓶に詰めました。明日は、朝食のヨーグルトに(*^_^*)!
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京都・老松・夏柑糖
2009/08/10(Mon)
京都和菓子の中でも冷たくしていただく夏の和菓子。
「老松」の夏柑糖をいただきました。
夏柑をくりぬいて白い甘皮を丁寧にはがし、寒天でかためた果汁を流して作られています。
大きな丸っぽの夏柑です。一つずつが透明な袋で包装され中に緑の葉っぱが一枚。

和菓子の楽しさは、見た目と味と両方です。京菓子で、知られた物はたくさんありますが、季節を味わえるこの夏柑糖は、贅沢な味。寒天・ゼリー好きの私には、夏柑のほろ苦さといっしょに口にしたトロリ感は、シアワセソノモノでした(*^_^*)!

いただいた3個の夏柑糖は庵で子供たちといっしょにいただきました。
娘たちもいっしょに、おいしいねえ?!、おいしいねえ?!

写真を撮さなかったのが‥残念!
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痛み・・ジンジン!と心の痛み
2009/08/07(Fri)
ジンジン、左脚のつけ根が痛み出した。やっぱりね?<(_ _)>!
今日は、朝から、カーテンを洗ったり、片付けの一日でした。押し入れの天袋にあるコロ付き衣裳ケースを下ろし衣類の整理もやりました。椅子にのってケースの上げ下ろしは、かなり、ハードな作業です。
(できるかな・・・・持病の股関節にこないかな・・)と、重いケースを持ち上げましたが・・。
古いカーテンの類、私の衣類など、処分する物を仕分けして・・。居間や母の部屋も片付け、いつもより、念入りに掃除機をかけました。
その頃には、洗濯したカーテンも乾き、家の中は、スッキリしました(*^_^*)!

あ?あ、(>_<)・・でも、やはり、ジンジンはやってきました<(_ _)>!
4時過ぎ、洗濯の終わった座布団カバーをかけているときに、母が帰宅。
まあ?(>_<)!いつものように同じ女性として目を覆いたくなるような格好でトイレから出てきました。濡らした下着・ズボンを洗濯カゴに放り込み、部屋着に着替えてきました・・が、・・。
さて、私がおトイレに入ろうと・・!便器の周りが汚れています。バケツ・重曹・雑巾をもって、掃除をしようとすると・・。
バ?ン!大きな音は、廊下から部屋に通じる戸の音です。母です。(自分のしたことを認めたくないからこういう行動になるのでしょうが・・(>_<)!)
おまけに、参ってしまったのは、その後に続く母の言葉です。
「あんたは、私のことをいいふらして!」
・・・・
・・・
次々と、喋る母に、舞萩サン、涙声になって、母に言い返しました。
どうして、自分の事しか考えられないんだろう・・・。母の眠剤騒ぎと痴呆外来でのシンドサを思い出しながら・・。
どうして、この人は、謝ることが、できないんだろう・・。
汚して、お掃除してくれる人に、ありがとう!ゴメンネ!がいえないんだろう・・。
いいえ、母だから、他人ではない母だから、こんなに情けなくなるんだろうか。哀しくなるんだろうか。

それにしても、今日のような場合、眠剤を飲んでいるときは、もっとひどかったかな?!ドアを腹立ち紛れにバタン!・・これじゃ済まなかったし、形相が変わって、物が飛んできたし・・・。
あのときよりは、ちょっとは、やりやすくなったかな・・・。と
自分を慰めている舞萩サンです。
人の性格は、ちょっとやそっとじゃ変わりっこないか・・<(_ _)>!

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