股関節症定期検診と股関節症の女性からの手紙
|
2010/03/27(Sat)
|
あなたは、変形性股関節症・股関節形成不全という病気です。
どんな病気であれ、突然、病名を告げられたとき、まして、その病気がこれから悪くなることはあっても良くなることはないというものであれば・・。 自分に課せられた運命・現実をしっかりと見据えて、・・人は不安を抱えながらも前に進めるようになるには時間が必要です。 HPに「股関節症の人たちのために」のページを設置して、もうずいぶんの年数が経ちました。その間に、私と同じように、自分の運命を受け入れなければならなくなった人たちから手紙やメールをいただきました。20代の女性から、私と同世代の年齢のかたまで、ほんとうにたくさんのかたからのお便りを受け取りました。 実際にお会いした人もありました。 大部分は、女性です。そして、メールをくださったのは、ダンスが何より好きなかたばかりです。 街中でも、高齢者は別にして、40代・50代と思われる女性が杖を携えているのを見かけると、「このかたも股関節がお悪いんだわ・・」と思います。 偶然、「股関節が悪いんですよ」と私が話しているのを耳にした側に立っている人(股関節症の人)から声を掛けられたこともこともあり、それだけ、股関節症の女性が多いということになります。 自骨での手術法も何種類かあります。今、術後の成績が良い手術法は、身体への負担が大きく、自分の骨で手術ができるのは、50歳くらいまでです。それも、そのときの症状の進行度合いにより、術後の経過に影響してきます。 1年ぶりの検診でした。レントゲン写真に写る私の股関節は、右は、進行期のギリギリに自骨での手術済み、左は、そのままです。左は、脚の骨頭の受け皿の方はカーブが浅くて幅も狭く、形成不全が一目瞭然。 背骨がねじれもともなって曲がっています。子どもの頃からなので、こうして過ごせているのでしょう。 股関節・腰椎の異常、それに加え、何もなくても軟骨が少なくなって骨ももろくなっていく年齢です。 「痛みや痺れがないことの方が不思議です・・」・・普通に生活できていること、ダンスが続けていられること、普通の人以上にいろいろな動きができることが不思議なくらいですから・・と主治医の言葉です。 左脚の人工関節置き換え手術を受ける日が、いつになるのか・・果たして右の方もこのままで持ちこたえてくれるのか・・考えればきりがありません。 今の毎日を大切に生きたい・・。これからの人生で、明日何が起こるのか、来年の今頃はどうしているのか・・先のことは、ほんとうに予測がつきません。 いろいろなことがありましたから、舞萩サン、腰をすえて、構えています。潔さは身についてしまいました(^_^)! 波乱万丈の人生も、濃く生きたんだな・・ととらえられるようになりました。 スポンサーサイト
|
![]() |
| メイン |
|