睡眠導入剤・・母がまた(@_@;)(>_<)!
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2011/10/31(Mon)
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夕方のこと、母が生協(自宅から5分ほどの距離のお店)に行く途中、転んだという。
見ると、鼻の上をすりむいて皮がむけ、赤くなっている。急いで、消毒薬、塗り薬を出し、手当てしてあげながら、転んだ時の状態を聴きだしました。他に怪我したところはなかったようで、ほっとして。 「なんか、フラフラしていて・・」という。話している母の目、それから、口調も・・う~ん、変だぞ! あのときの・・そう、睡眠導入剤の副作用で騒動があった2年前の、あの頃の母の状態と似ている。 この頃、フラフラするという。 母が飲んでいる薬を確認。「眠れないときにのむ」と書いた処方してもらった薬の袋を見つけました。 これだ!・・またもらってきたんだ・・(>_<)!袋には14日分と記載。残っていた薬を確認。 実は、2年前の騒動のときに、・・家からも近い違う医院に通院するようになっていて、いろいろお医者様にも相談を・・ところが、しばらくそこに機嫌よく通っていた母でした。あるとき、別の医院で処方された薬袋を見つけ・・「どこか調子悪いの?」と元気そうな母に・・。どうして病院を変わったの?というと「あの医者はきらいだから・・」という。 普段から、特に悪いところもないのに、ちょっとしたことで母は病院へ行きます。特別具合の悪いところはなく、年齢からしてもとても元気な人なのです。ずいぶん前に交通事故で骨折手術したことがあり、足のリハビリにと通っているくらいでした。風邪で行った医院で便秘薬(これもいっぱいたまっています)、・・湿布薬は次々ともらってくるので、薬箱は湿布薬で満杯になっています。 老人が、診察にきてお薬をいっぱいもらえると満足して帰っていく 病院が老人の社交場に?!まさにその通りの母です。 このところ、フラフラするというのは、この薬のせいだよ! でも、早くわかってよかった! それに、これくらいの怪我ですんで。 そう、母に話しながら、お薬をすてるね!といって、残った7日分のお薬を捨てました。 もらっていた薬の名をひかえ、WEBで調べました。前回のハルシオンではなく、バランスという名で、精神安定剤の名にありました。うつ病などにも処方されているようです。 今度のお医者様は、これまでの母の騒動はご存知ないわけですから・・・。(つづく) 以下WEBページからのコピーです。 この催眠導入剤と精神安定剤(抗不安剤)はベンゾジアゼピン系という化学構造の薬で、薬学的には同じ種類の薬です。その中で、どちらかというと睡眠作用が強い傾向のものを催眠導入剤、どちらかというとイライラを取る作用が強い傾向のものを精神安定剤(抗不安剤)と便宜上の差があるだけです。打ち身の薬と血圧の薬の違いほどの本質的な違いはありません。 作用が同じですから、副作用も同じです。この薬の作用は脳の過剰興奮を鎮めることで、イライラ、不眠などの精神症状を治めます。 副作用でやっかいなのは、薬をやめられなくなるということです。ですから、若い人にはあまり使いたくない薬です。この薬が欲しくて医療機関に盗みにはいる人までいます。もうひとつ、網様体というところは意識を保つ働きをしますから、薬で働きを抑えますとボーッとしてしまいます。寝られない時に睡眠薬として飲む場合はボーッとしていてもいいでしょうが、目が覚めた後も薬が体に残っていますと、ボーッとした状態が続きます。 特に老人の方は、肝臓が若い人に比べて弱っています。肝臓は薬を無毒にする仕事をしていますから、肝臓が弱っていると薬が体から無くなる時間が若い人より長くかかります。そのため、若い人と同じ量の睡眠薬を飲むと次の日に薬が体に残っていてボーッしてしまい、これをボケたと勘違いされる場合があります。このことから老人への精神安定剤の投与には特に注意する必要があります。 スポンサーサイト
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